2008年03月09日

ピーターリンチに学ぶ@

『株で勝つ』から学ぶ。

●株はなるべく採算があうように運用するギャンブルである

不確実性に賭けるという意味では、投資はギャンブルと同じ。
ルールを熟知して、何かしらの方向性に賭ける。
見通しが外れても甘んじて現実を受け入れる。
長い目で見て、基本に忠実に従えば勝つことができると、ゆるぎない自信を持っている。

株式市場は長い歴史において、市場そのものが成長を遂げているのだから。
posted by 虎坊主 at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月07日

SUMCO今期減益決算発表を受けて

私の主力SUMCOが今期増収減益決算を予想発表。
(前期はほぼ会社予想通り。)

来期は最終利益22%減で、1株利益は226円程度と予想される。

なお、今期の減益要因は以下の通り。

販売数量増で560億円、合理化効果で230億円のそれぞれプラス効果を見込む一方、10%程度とみる製品価格下落で500億円、減価償却費増で340億円、円高(前提1ドル=105円)の影響で130億円、原料ポリシリコンの調達費増などで80億円といったマイナス要因の発生を想定
※SUMCO発表


EPS226円であれば、本日さっそく大幅下落しているが、PER9.14倍。

この水準を高いと思うか低いと思うかでこの会社に対する投資方針が決まる。


最後に私の見方であるが、円高の前提が105円なのはやや心配だが、新興国をはじめ世界中で半導体の需要は伸びている。
ありとあらゆるものに半導体を使う時代が始まっている。
であれば、長期的にシリコンの需要はまだまだ膨らむと見る。
よって、世界で信越とシェア6割を分け合う同社の上昇余地は非常に大きいと考える。

今期は様々な要因により実際に減益になると思うが、300ミリウェハや太陽電池などの長期的需要拡大を見込めば、さらに同社株価が下落する局面では積極的に買い増したい。

ただ注意すべきはシリコンウェハを使わない半導体が開発されるなどの技術革新があった場合と、想定以上(10%)の半導体価格下落があった場合。この場合はファンダメンタルズがダメージを負うため、追加投資は慎重に考えなければならない。

とはいえ、しばらく耐える必要があるかもしれないが、来年あたりには再浮上するでしょう。
posted by 虎坊主 at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月27日

ユニチャームに注目

本日の日経に「ユニチャーム、中東で富裕層向け拡販」という記事があった。
これを見て、「なるほど。ローテク企業だが、海外には肥沃なマーケットがあるかも・・・」と思った。
紙おむつや生理用品といった、正直私にはよくわからない商品であるが、確かに日本の繊細な商品なら金持ちになった外人に大きな需要がある可能性も考えられる。
あの米コカ・コーラのように・・・

で、さっそく調べた。四季報によると、

【特色】生理用品・ベビー用・大人用紙おむつでトップ。ペットケア用品も首位級。アジア・中東に展開
【続 伸】国内はベビー用オムツとペットの値上げ浸透。生理用品も高単価新製品で増勢。海外続伸。生産効率改善で原材料高を吸収、営業増益。6期連続増配。09年3月期は海外とペットが続伸。営業増益。
【還元策】09年3月期以降は総還元性向50%のうち配当性向20%。残りは自己株買いで還元方針。インドネシアで海外初の廉価オムツ市場に参入、シェア拡大もくろむ。
●ROE:9.3%
●経常利益率:10%
●売上高成長率:9.7%→11.5%→9.0%
●経常利益成長率:2.8%→4.5%→9.7%
●株主資本比率:60.1%
●PER:34倍
●PBR:2.96倍

という会社であることを確認した。

現状の株価は買えるはずのない水準。
またROEや利益進捗率もやや物足りない。
しかし売上・利益の成長に可能性は感じさせてくれるものがある。
長期的にウォッチしたい「国際優良企業」候補として、まずはそもそもの事業確認し、GOなら株価が暴落するのを待ちたい。



posted by 虎坊主 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過去の投資物語@ 〜株式投資デビュー〜

相場がこう着感があり、気を抜いても大丈夫そうなので自分の過去を振り返ってみます。
改めて教訓を確認します。

@99年?―03年頃

ソフトバンクに投資。初めての株式投資。
孫さんが好きという理由だけでロクな分析もせずに投資。
4500円くらいで購入したが、下がり続け一時800円に。
「ソフトバンクは大丈夫」という根拠のない自信もあり、
下がってはナンピンを繰り返す。
結果平均取得価額は2200円くらいになった。
すると800円を底に急激に反発。
分割前で15000円くらいまで上昇した。

これにより200万円くらいの利益を得ることができた。

まさにビギナーズラック。

一応、勝因を挙げるなら、「惚れた株を買った」ことでしょうか?
当時はまともな知識も持っておらず、ほぼ勘に近い投資でした。
SBのファンダメンタルズ分析もマクロ経済の分析もナシ。
ただ、信念だけはしっかりしていました。


明日はSONYへの投資物語です。





posted by 虎坊主 at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月25日

コマツの株価

3Qまでの業績を見てみました。

結論だけ記しますと、

●米国以外業績は順調
●通期決算見通し達成の可能性は高いが、欧州・中国失速なら未達も

ただし株価の評価としては、現在の株価でも高値と比べれば大きく下がった水準ですが、通期未達(予想以上の新興国減速などの要因により)の場合の失望売りがあり得るため、まだまだ割安とは言えません。
PER13倍、PBR3.1倍では・・・

長期的には良い会社で新興国を中心に伸びていくでしょうから、「通期決算が悪かったときに大量買い」ですね。

短期的にはリカップリングでも中長期ではデカップリングと私は考えます。
よって通期の決算が悪ければ、逆に投資のしどころと思っています。


posted by 虎坊主 at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

不動産株は高いか安いか!?

土曜日の日経に、住友不動産の株価が1/3になったとの記述がありました。
ひょっとすると不動産株の買い時かもしれないと思い、現在のスタンスである「国際優良株中心」ではないが、短中期投資の可能性を期待し、調査してみました。
主な銘柄は以下のとおり。

【住友不動産】
PER:13.9倍
PBR:2.0倍
株価下落率:1年で約1/3

【三菱地所】
PER:39.1倍
PBR:2.7倍
株価下落率:1年で約40%下落

【三井不動産】
PER:21.2倍
PBR:1.9倍
株価下落率:1年で約43%下落

【アーバンコーポレイション】
PER:5.6倍
PBR:1.7倍
株価下落率:1年で約1/3

【ランド】
PER:4.9倍
PBR:1.1倍
株価下落率:1年で約1/3

【ジョイントコーポレーション】
PER:4.4倍
PBR:0.8倍
株価下落率:1年で約70%下落


という感じです。

総合不動産は、単一事業ではなくリスクヘッジができているため、比較的まだまだ高い株価を維持しています。
一方でマンションデベロッパーや不動産流動化に偏った事業モデルの会社は、昨今の市場悪化を受け急激に売られている印象です。

現時点の株価では大手2社の株価がまだ高いため、長期的に伸びるとは思わない内需中心の不動産業ですので、全然買い時とは思えません。
しかし今後大手のなお一層の下落があれば、不動産業界から「宝物」探しを開始するタイミングになるかもしれません。

今は見送りですが、当面注目していきたいと思います。
posted by 虎坊主 at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月22日

デカップリングか世界同時景気後退か?!

ダウは踏ん張っていますが、アメリカではいよいよスタグフレーションが懸念されています。

昨日ジム・ロジャーズは「アメリカは長期的に景気後退する。一方アジアは伸びる」と述べています。
それは、「FRBが金利を下げすぎたためバブルが発生し、90年代の日本と同じように長期間苦しむ」という発想に基づいています。

では、コマツやSUMCOなど輸出企業の株を多く持つ私はどうなるのか?

論点は2つあるでしょう。

1.アメリカ景気後退するかどうか?
アメリカの景気が後退しなければ株価は再び上昇するでしょう。
しかし後退した場合は、短期的にはリカップリング論者を筆頭に日本株は売られるでしょう。しかし本当に業績悪化につながるかどうかはまだこの時点ではわかりません。もしアメリカ景気後退でも業績が下がらないならばすぐに株価は復活するでしょう。

2.リカップリングかデカップリングか?
ではアメリカ景気後退が現実のものとなったとき、企業業績はどうなるか?これはまさにアジア・欧州がどうなるかにかかっています。
欧州はアメリカとはそれほど相互依存関係にないのであまり気にしなくていいかも知れませんが、アジアはアメリカへの依存が大きいといわれています。アジアの内需がアメリカへの輸出の減少分もカバーして高成長を維持できるか・・・
ジム・ロジャーズはデカップリング論者ですが、どうでしょうか?


なお、先ほど放送のWBSの中で、日本の輸出額の割合が示されていました。
2000年には米欧合計で半分くらいありましたが、2006年は米欧合計で4割程度まで下がっています。上昇分は中国・アジア各国が占める割合が大きいです。
また、中国が日本にとっての最大の貿易国になったことは、最近の報道で皆さんの知るところです。

さあ、デカップリングかリカップリングか?
再三取り上げてますが、私は今のところはデカップリングです。
それを期待しています。



posted by 虎坊主 at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月18日

SUMCO逆襲

SUMCOが3連騰で5営業日前の底値から400円(20%)上昇しました。
再三指摘してるように、PER7倍台と売られすぎていたところからの反発です。

どこまで続くのか!?

本日の日経新聞でシャープと東京エレクトロンが太陽電池事業で提携すると報じられました。
また、記事そのものはポジティブではないですが、本日発売の日経ビジネスでも太陽電池の特集が組まれていました。

少しずつですが、確実に太陽電池が広まってきているのを感じます。
SUMCOにとってはメインの事業ではないですが、太陽電池用のウェハーは第2の事業に育つ可能性があります。

主力の半導体用ウェハーは言うまでもないですが、こういう大きな流れを見越して長期で保有したいと思います。
posted by 虎坊主 at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月13日

SUMCO 下げの理由と今後の予測

SUMCOが売りたたかれています。
本日、ついに2000円を割りました・・・

理由としては以下が考えられます。

●買残多く、続落で投げ売りが継続的に発生
●買残が多いのを見越し、外資系をはじめとするプロが売り仕掛け
●景気本格後退で、設備投資重荷、業績が悪化するとの予想

一方でここまで下がると各指標はとんでもない割安を示しています。
◆PER:6.78
◆PER:1.53

上記、下げている理由の3つ目、「業績悪化」が現実のものとなれば、
いくら各指標が割安を示していても意味はありません。
しかし上2つの理由で下げているならば、いずれ株価は反転します。

本当に来期以降の業績がしっかりしたものか見極める必要はありますが、
まだまだ私はSUMCOに対しては強気です。
長期的にはまだまだ新興国で半導体需要は伸びるため、一部で言われているシリコンウェハーに対する需要減退は、一時的なものでしかありえないと考えています。

しばらく含み損が増える日々が続くかもしれませんが、長期的視野で踏ん張ります。
posted by 虎坊主 at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

ニトリ分析A

相変わらず業績堅調なニトリ。
株価が妥当で、成長性を改めて確認できれば買おうとも思ったので、分析します。
今回は第2回目です。


【結論】
成長性・安定性は確認できた。
しかし現在の株価はやや高い。
5000円で拾いたい。
ただ、長期的にはコマツやSUMCOの方が上と見ている。
あくまで短期で。



【成長性】 
(実績値)  売上高  経常利益 当期利益
04.02期   108777   13036   7779
05.02期   129446   15266   8702
06.02期   156758   19034   10914
07.02期   189126   23101   13434
08.02期(予)215600   25000   14600

(伸び率)  売上高  経常利益 店舗数 既存店売上推移
04.02期   22.7%   45.3%   100     103.8%
05.02期   19.0%   17.1%   117     98.5%
06.02期   21.1%   24.7%   130     103.6%
07.02期   20.6%   21.4%   145     102.0%
08.02期(予)14.0%    8.2%   161     101.4%  ※2008年1月現在

売上・利益の伸び率はやや鈍化していますが、分母が大きくなっているためやむを得ない部分もあります。一方で実績値はともに順調に増加しています。店舗数の増加も順調です。
経常利益の伸びが鈍化していますが、これはネットや海外など新しいことをトライした結果だと思われるので、問題ありません。
また、2012年に300店舗/売上3800億円を目指す同社。引き続き成長に貪欲であると言え、将来に期待できると判断します。
★既存店が順調な限り、ヤマダ同様、箱ものビジネスなので成長できる

【現状分析】
●経常利益率11.6%と高水準
●ROE:15.9%と高水準
●有利子負債は純利益2年強で返せる低水準
●円高が利益拡大要因
●既存店は好調に推移だが、餃子事件(中国製品)の影響は心配

【株価分析】
●PER21倍、PBR3.3倍
●過去3年間、株価は4200円〜6600円のボックス圏で推移
posted by 虎坊主 at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニトリ分析@

以前購入したニトリ。
優待ほしいので短期的に買ってみようと思っていますが、
以前買った時の日記を読み返し、分析しました。2回に分けて記します。


(過去の日記の検証)
・家具に必要以上の出費を余儀なくされている層はまだまだ多く、今後の出店でも相当の需要を取り込めると考えられる
→2007年2月期の既存店売上高は102.0%、2008年2月期も1月現在+1.4%。
 
・イケアが現れたが、脅威にはならないと判断。イケアの売り方は日本人には合わないと思う。
→実際にイケアに行くとおしゃれではあるが商品に粗が目立つ(主観)。
さらに周りの人を見てみると、イケアで一部の商品を買っているが、多くはニトリで
買っていることが多い。
さらに言うと、イケアはその後出店しておらず、ニトリへの影響は軽微。


(2006年11月5日の日記)
買います。以下の理由で。

●業績は引き続き拡大し、株価は2011年の中期目標を実現するときには8000円強へと上昇すると予想できるから

【長期】
・家具に必要以上の出費を余儀なくされている層はまだまだ多く、今後の出店でも相当の需要を取り込めると考えられる
→新規出店が成長を持続させる。ヤマダのような戦略。まだまだ市場は成熟しきっているわけではない。
・イケアが現れたが、脅威にはならないと判断。イケアの売り方は日本人には合わないと思う。
・ネット販売にこれから力を入れていくことで、売り上げを伸ばせる。
→現在は同社の中規模店舗以下の販売額しかないらしく、ヤフーや楽天のサイトを間借りして運営。今後、会社として伸ばしていくべき分野との認識を持っているようで、この戦略を支持したい。

【短期】
・現在の下落は下方修正を受けた一時的なもの。下方修正のレベルより株価は下げすぎ。
・過去の水準から判断して4700円は非常にお買い得

以上
posted by 虎坊主 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コマツを買いたい

今年元旦の日経新聞特集、「経営者が選ぶ企業NO.1」に小松製作所(以下、コマツ)が選ばれていました。

その会社の会長・坂根氏が「カンブリア宮殿」に登場するということで録画して、本日見ました。

やはりコマツをV字回復させた経営者だけあって、いいことをたくさん言っていました。

私が感じたためになったポイントを簡潔にまとめると、

  @成長のためには、弱点は時には割り切って捨てる。そして強みを徹底的に磨く

  A機械メーカーなどでもITは競争を勝ち抜くために必須

  B不振の時には、トップが決意を示し2年で結果を出すこと

@は、最近よく言われているブルーオーシャン戦略に近いイメージでしょうか。

競争力の源泉をどこに求めるか、明確にする必要があるという意味です。何でもかんでも強化するのではなく。

Aは、コマツの機械は単に使い勝手がよくクライアントに支持されているだけでなく、
ITの活用により常に自社の機械の稼働状況がわかるといいます。
これにより需要予測が精緻になり、経営判断がより正確なものになっているのです。

Bは、経営不振の際に、リストラを「1回限り」と明言したことや、研究開発費は削らず社内に復活への決意を示したことで、泥船でないことを経営サイドが強調し、しかも2年以内に成果を出したということ。

ちなみに、中国のインフラ投資は減少しないと強気の同社ですが、その根拠はAのシステムによる需要予測がベースとなっています。何となく信憑性がありそうな気がしますね・・・

世界景気減速なら経営不振に陥る企業がこれからたくさん出てきそうですが、コマツほど経営がしっかりしていて、この割安状態であれば長期投資で買っておけばほぼ問題ないでしょう。期待しましょう!
posted by 虎坊主 at 02:22| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

日本の株式市場はこれからどこに向かうのか?

日本株の下落が止まりません。
いろいろ言われていますので、このあたりでいったん整理したいと思います。

日経平均株価は、2007年7月の18000円強から現在の13000円まで、約5000円(約30%)下落しました。
大きな理由として考えられるのは、
1.米サブプライム問題に端を発した、世界同時景気後退懸念→企業利益の縮小
2.外国人投資家の一方的な売り

の2点が挙げられます。

「1」の世界同時景気後退は、これまでかなりの勢いで成長してきた反動もあり、
現にその傾向が見えてきているのであれば、株価下落は必然です。やむを得ません。

ただ、問題なのは震源地である米よりも株価下落が大きいことです(同期間のダウ下落率は約13%)。
例えば、日本の企業業績は少なくとも昨年末の段階では減速を示す指標は出ていなかったにも関わらず、
ダウ平均以上に大きく下落し、10月の戻り局面でもダウよりも反発は小幅でした。

この原因が上記の「2」にあると言われています。
実際に、昨年8月以降外国人投資家の日本株投資は2兆7000億円の売り越しです。
企業業績に対して割安が叫ばれて久しいですが、直近1月も7000億円強の売り越しでした。

10月に福田首相が誕生し、直後はサブプライム問題がやや落ち着いたこともあり外国人投資家は買い越しに転じましたが、11月以降は一方的に売り、3か月で累計1兆6500億円もの売り越し、日経平均株価は2000円も急落(約14%)しました。
福田首相時代の大幅な下落は、ひとえに「改革期待消滅」なのでしょう。
また、改革期待消滅とあわせ、昨年8月7日の「ブルドックソース事件」も大きな原因と思われます。
外資の投資促進をすると宣言とは完全に逆の動きです。
そして空港会社への外資の投資現在議論されていますが、それも恐らく「規制」という結論になるのでしょう。

上述の現実が示すように、日本の株式市場は外国人に左右されます。
その外国人が阿部政権のときまでは小泉政権からの改革の流れを引き継ぐと見て買い越し姿勢にありましたが、福田首相になってからは「古い日本」への逆行・改革逆行が意識され、将来の衰退を見越した売りに転じている模様です。


今後、本格的に日経平均が上昇する場面は、
●世界景気の再加速という外需頼み
●政府のよる構造改革の再加速の確認
●外資による投資促進姿勢の確認

この3つがない限り、いくら日本株が割安であっても欧米や新興国を上回るような本格的な上昇は見込めないでしょう。
posted by 虎坊主 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

携帯電話と孫正義

携帯電話がどんどん高機能化しています。
近い将来、PCに代わる役割を果たすことまで期待する人もいます。

ソフトバンク社長・孫正義もそんな一人なのでしょうか?

本日、日経新聞に「孫氏 アジアでネット連合」という特集が組まれていました。
MSや中国競売大手アリババらと組み、アジアで一大ネット連合を組み、巨大化するグーグルに対抗していこうという内容です。
孫さんがすさまじい勢いで携帯の契約者を増やそうとしているのは、ただの通信機能としてだけでなく、それ以上の「何か」を狙っているからなのでしょう。
彼のことですから成熟産業の中で単にシェア拡大を目指すようなことはしないでしょう。

私はソフトバンクはすでに大企業となり、ただの携帯電話会社になったのだと思っていました。
しかし携帯電話の通信機能以上の「何か」に期待し、アジア制覇まで視野に入れた動きを感じることで、久々に改めて期待・注目したいと思いました。
posted by 虎坊主 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月07日

景気減速は避けられないのか!?

ISM非製造業景気指数の下落を受け、ダウ大幅下落→日経平均は646円の今年2番目の大幅下落となりました。
ほぼ全面安の展開の中、好決算を発表したトヨタ、三菱重工、ニコンの3社は上昇しました。
日本の個別要因としては昨日のオリンパスに続き、本日はオリックスが下方修正によるストップ安となり足を引っ張りました。

現在よく言われていることは、すでにアメリカの景気後退は決定的だとされ、
焦点はどこまで深く、長いのか?ということです。

世界景気の先行きは誰にも予想できないことですが、意識しなければならないのは
・景気後退局面でも利益のあげられる会社
・景気後退にあわせ業績下落するも、景気回復局面で大きく業績回復する会社
この2つの視点で銘柄選びをしないといけません。

オリンパスとニコン。この2社は上記を物語っていると思います。
posted by 虎坊主 at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

オリンパス失速が意味するところ

本日、日経平均は反落。
前夜の米国下落の影響もあるが、本日は外国人の大幅売り越しと
オリンパスが主因でしょうか。

【トレーダーズウェブより】
この日も業績下方修正組の急落が目立った。特に好決算を期待する向きが多かったオリンパスの下方修正はネガティブサプライズを呼んだ。オリンパスが4日に発表した3Q決算(営業利益ベース)は、3Q累計(4-12月期)で前年同期比17.5%増と2桁増益を確保したが、3Q単独(10-12月期)でみると12.4%減と急ブレーキがかかった。業績悪化の背景には、同社固有の要因もあろうが、サブプライム問題の余波で米国販売が低迷したことや、円高進行に起因する部分が大きかったようだ。

 これまで、サブプライム問題はマクロ面で警戒感を強めていたものの、企業業績に対する影響は金融機関など一部に限られ消化不良の面もあった。それが、今回の3Q決算で無視できない状況であることが明らかとなった。上方修正の常連だったイビデン、オリンパスなどが相次いで下方修正を余儀なくされたことは、足下の環境が急速に悪化していることの証左であり、今後に暗い影を落としかねない。日経平均は1月中旬の安値から徐々に下値を切り上げ底入れ感が漂いつつあるが、肝心の企業業績に対する不信感が強まればリバウンド相場が腰折れに終わる可能性も否定できない。

(補足)
オリンパスの米国における売上は全体の約1/4、営業利益は1/6


私は今でもデカップリング論を支持しています。
しかし、オリンパスのような会社がどんどん出てくれば、
そのシナリオを見直す必要に迫られる可能性があります。
ただ、トレーダーズウェブは注意を促していますが、今のところ3Qの
決算で大きく市場の期待を裏切った企業はほとんどありません。
オリンパスだけでリカップリング論を主張するのは早すぎます。

さらに、再三強調しているように、私は10年持つつもりで銘柄選定をしているので、
基本的には直近1、2年景気後退に陥ることがあっても、
世界的な長期的経済成長を信じ、世界で戦える企業の株は持ち続けるつもりです。
ときどき銘柄選定の見直しの必要性はあるでしょうが・・・

しばらく試練が続くかもしれないですが、長い目でがんばりましょう。

posted by 虎坊主 at 02:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

景気後退・サブプライムは過去の話題?

日経平均は本日+362円と大幅高。
週末米国上昇やMSのヤフー買収を好感したようです。

さて、タイトルについてですが、米国の景気指標はどんどん悪いものが
出てきているにも関わらず、最近のダウは堅調で、連れて日本市場も
急速に切り返しています。

景気後退、サブプライム危機は過ぎ去ったのか・・・!?

本日発売のダイヤモンドの試算では5%の減益を追い込んだ水準が
日経平均で14000円弱となる模様です。
つまりまさに本日の水準が5%の減益という非常に現実的な予測を
織り込んだ株価
と言えます。

最近の株価上昇が短期的なリバウンドなのか、すでに景気後退、
サブプライムを過去のものとした上昇の始まりなのか、市場がどのよ
うな将来の予測をするのか、これからが見ものです。
posted by 虎坊主 at 01:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月02日

SUMCO 下げ止まらないが・・・

chart.gif

SUMCOが下げ止まらなりません。
日経平均が底打ち感も出てきている中で、独歩安状態。。

理由は、稼ぎ頭の300ミリウェハーが市況悪化しており、
そんな中で550億円の生産能力増強の増産投資をすることが
市場に支持されなかったということ。
証券会社の格下げも相次いでいます。

しかし私はあくまでも強気を維持しています。
(単純に投資スタンスが違うから見方も違うだけだったりもしますが)
具体的には、
●半導体は産業のコメ。BRICsをはじめ長期的には今後半導体需要が
 伸びるのは自明の理。
●世界2位の強さ。シェアが30%弱あり、信越と2社で60%程度。
 エルピーダの決算に連れ安しているが、競争力が違いすぎる。
●550億円の投資は営業キャッシュフロー内。世界1位への投資で
 ありまったく理にかなっている。(IRのタイミングは悪いが・・・)
 現在のROE24%を維持するのであれば、生産能力増強は必須。 

と、大きく3つほどあげられる。
もっと単純に言うと、これから明らかに需要が伸びる産業にいて、
シェア30%を握る会社の将来が悪いはずがないということ。
その上、安易に別の事業に投資をしたり配当するのではなく、主力事業に専念して積極的にROEの維持向上を図っているとも言えます。

以上により短期的にいくら下がっても持ち続けます。
長期で保有すると決めているから。
(本当は安くなったから買いたいですが、資金がないのであきらめます。まあここまで下がるとは思わなかったのが本音。。)

ただしシリコンウェハーがいらない半導体製造プロセスとかが発見された場合は、前提が変わるので見直す必要がありますね。
だから株価は常に高い位置にいてほしいのが本音ではあります。


資金がないから下がっても恩恵は受けられないので、とりあえず米景気の減速が小さなものでありBRICs欧州の景気は踏ん張ってくれることを期待します。
posted by 虎坊主 at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

米国の金融政策

FRBは早いですね、対応が。ほんと。
本日も市場の期待通りの0.5%下げでした。
これで前回とあわせて1週間で1.25%の利下げ。

日本とはえらい違い・・・

結局、利下げの成否は後にならないとわかりませんが、
中央銀行が景気を操作する上で株価を重要なものととらえているか否かが、市場が中央銀行を信頼しているかどうかにあらわれるのでしょう。
残念がら日本は・・・

さて、本日も+247円と大きく上げましたね。
好決算の銘柄が買われているみたいです。

新興国に多くを輸出している企業の3Qの決算は軒並み好調で、ほとんどが「新興国に減速感はない」と発言。
アメリカの景気の影響を新興国が本当に受けるなら、3Qは新興国も減速しているだろうが、そうでなかった。

デカップリング論支持にまた1票といったところでしょうか。

個人的には早く半導体の在庫調整が終わってほしいです。
posted by 虎坊主 at 00:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月30日

デカップリング論@

デカップリング論を支持している意見。


[東京 29日 ロイター] 中国をはじめとする新興国の需要拡大が、引き続き輸出
型企業の収益をサポートする要因になっている。米サブプライムローン(信用度の低い借
り手向け住宅融資)問題が世界全体に波及、つれて新興国経済の減速で企業業績の急速な
悪化が懸念されたものの、現時点ではそれを理由に悪化する様子はない。新興国需要が企
業業績に寄与している状況は、デカップリング論の裏付けになりそうだ。

 中間期決算まで輸出産業では、新興国向けの業績拡大が北米向けの落ち込みをカバーす
る構図となる企業が多かった。それがサブプライム問題が一段と深刻化し、世界経済全体
に影響が及ぶとの懸念が日増しに高まる中で、新興国の需要低下が懸念され、つれて企業
業績に下方修正リスクが広がっている。株価の下支え材料になっていた北米景気と新興国
景気は連動しない、あるいは連動しても影響が軽微──というデカップリング論に否定的
な見解が増えてきていた。

 <目立つ中国・ロシア・中東の需要>

 ところが、2008年3月期9カ月決算(4─12月)発表の滑り出しをみる限り、そ
うした懸念を後退させるような状況
となっている。たとえば日立建機 <6305.T> の9カ月間
の地域別累計は、中国が75%増の798億円、オーストラリア・アジアが30%増の1
181億円、ロシア・CIS・中東・アフリカが31%増の785億円といずれも高い伸
びを記録
。同社の桑原信彦専務は「北米以外ではサブプライムの影響はみられない。(3
8%減少した)アメリカを除いて需要は非常に好調で、アメリカの減少を補って余りある」と話す。
 また、9カ月間の累計連結営業利益が1459億2700万円(17.2%増)と創業
来最高となったファナック <6954.T> でも「中国は過去の経緯から、1─3月に旧正月の影
響を受けて落ちるとみられるが、現時点では高い水準が続いている」(同社の小島秀男専
務)としている。同社では、他の新興国地域について、インドが拡大する一方、先行きは
ロシアの伸びが期待できるという。

 <荷動きのバロメーター・バルチック指数の落ち込み、業界は一過性との見方>

 今後の見通しについて、新興国の需要のうち、とりわけ中国について強気の見通しを示
す企業の関係者が多い。
 新興国向けの荷動きについて、好不調を計るバロメーターにもなる海運市況は、ばら積
み船運賃の総合指数のバルチック海運指数 <.BADI> が、昨年後半の最高値から直近は半値
近辺まで急落。これがデカップリング論の否定的な見方につながる要因の1つになった。
 しかし、28日に決算を発表して通期見通しを上方修正した日本郵船 <9101.T> の五十嵐
誠常務は、最近の市況急落について「自然災害による港湾設備の被害や鉱山会社再編の思
惑などから市況が不安定になりやすい状態。異常値と言える昨年高値の反動もある」
とし
た上で「下落は季節調整の一部で、いずれ市況は反騰に向かう」との見方を示した。
 今後について五十嵐常務は「中国の資源需要は変わっておらず、ファンダメンタルズか
ら大きく(市況の)トレンドが変化するとは考えにくい」
と指摘していた。

 <日立建機の通期見通し据え置き、部品納入の遅れが影響>

 また、日立建機の桑原専務は中国向けの今後に関し「北京五輪後は、2010年の上海
万博をにらみ、華南地域も相対的に伸びそうで、全域で拡大が見込める」とした上で「中
国のインフラ整備は公共投資で行われるため(民需と異なり)サブプライム問題の影響は
受けない。それはロシアも同じと言えそうだ」と指摘する。
 同社株は、決算発表直前の25日終値3040円から、28日の安値2410円(終値
は2490円)まで率にして20.7%下落した。通期の予想について据え置いたことが
嫌気されたが、据え置きの背景には「シリンダーなど部品の納入に遅れが目立ち、生産が
順調に進まなかった」(桑原専務)と機会ロスをあげるなど、実態が悪化したためではな
い。
 市場では「好決算を先回りして前週末にかけて急騰した反動もあるが、好調を持続する
内容から、明らかに売られ過ぎ」(準大手証券情報担当者)との声も出ていた。

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

(ロイター日本語ニュース 編集 田巻 一彦)
posted by 虎坊主 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。