2008年11月03日

『10年先を読む長期投資』 ★★★☆☆

澤上ファンドを率いる、澤上氏の本を読みました。



彼の運用スタンスを知るために。




同書は残念ながら、完全な初心者向けのものでした。



ゆえに読み飛ばすところが多かったというのが正直な感想です。



ただ、同氏の長期投資に対するスタンスを垣間見ることはできたのは、よかった点です。



★は2つですが、初めて投資をする人にはいいのかもしれません。




気になったポイントを記します。




●澤上流の長期投資



→10年単位の視野で、大きな流れを読む。例えば10年後は高齢化社会がより進展しているので、



 介護用ロボットが伸びると考えられ、ゆえにロボット開発で先行していて、かつ応援したい企業を買う。



 買うタイミングは相場の暴落時や不況時。エコノミストの見通しなどは一切無視する。



 売るタイミングは相場過熱時。街に人が増えたり、若者の羽振りが良かったりする現象から過熱を感じとる。



 また、「経営者で投資する会社を決める」ということについては否定的。



 なぜなら、仮に社長に会えたとしても、数階の面談で資質を図ること自体が不可能だから。



 相場や景気の見通し同様、「わからないなら気にしない」というスタンス。



 ただし、残念ながら個別株の探し方は、「ダイナミズムを読め」としか言及なく、参考にならない。




他にも以下のようなことが記されていますが、個人的に役にたたなかったので内容は割愛します。



■投資しなければ将来が不安であること(第一章)




■長期投資と短期投資の違い(第二章)




■長期投資を投資信託で行う(第4章)





本当の初心者向けの本なので、目線が自分の求めているもと違うのはやむなしですが、



もう少し個別銘柄の選び方などについて言及してほしかったです。



この本の教えだと、



「将来需要が大きくなる産業に属する、応援したい企業を見つけ、安い時に買ってそのまま保有しなさい」



だけです。



確かに先は読めないし、長期投資なら1年後の景気見通しなど無視すべきだという指摘はうなずけますが、



肝心の投資銘柄選定ができなければ・・・



有力な産業の競争は激しくなるから、属している企業でも倒産する可能性もあるのでは・・・?!



初級の個人投資家が、これで投資銘柄を決めれるとは思いません・・・




いずれもうちょっと深いお話を機会があれば聞いてみたいです。











posted by 虎坊主 at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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