2008年11月03日

『金持ち父さんの キャッシュフロー・クワドラント』 ★★★★☆

ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の続編である同書。

前作が私にとっては非常に読み応えのある本であったため期待していましたが、今回は・・・

金持ちへの具体的な手法の紹介はあまりなく、ありがちな「心構え」本となっている気がしました。

しかし、前半部分は前作をより深く説明している部分もあり、全体としてはためになる本でした。

主な内容を下に記します。


●収入を得る4つのクワドラント(領域)が存在する

  ◆E(従業員)・・・サラリーマンや公務員。収入の大部分が雇用主からの給与。

  ◆S(自営業者)・・・そのまま。

  ◆B(ビジネスオーナー)・・・有能な人を雇って自分はあまり働かない、企業のオーナー等。

  ◆I(投資家)・・・お金がお金を生み出してくれる人。


●ラットレースを抜け出すには、BかIになるべし

  EからいきなりB、Iになることは難しい。

  そこで著者はまずはBになることを勧めている。

  Bは、Bとして収入を得るのみならず、豊富なビジネス感覚を養うことができ、Iへのステップになる。

  Bになるには、「自ら起業する」、「フランチャイズに加盟する」、「ネットワークビジネスに加盟する」がある。

●投資家には7つのレベルが存在する

  詳細は割愛しますが、まずは長期投資家になれと著者は言っています。

  お金の長期計画を立て、小さな投資からまず始めること。

  始めることが投資の学習効率が飛躍的にUPする。

●大きな借金をするときは、他人が利息を払ってくれる仕組みを作れ

  やや難しい内容ですが、投資をするときには、

  「支払利息≦キャッシュイン」となるような計画を立てろという意味です。

  たとえば、投資用不動産を買うために1億円の借金をして支払利息が年間1000万円なら、

  維持費等を控除した得られる賃料収入等が年間1000万円以上になる確実な計画が立ってはじめて

  その投資計画を実行しなさいという意味です。

●その他、心構えに関する指針

  著者自身が学んできた教えから、読者にどのような心構えでいるべきかを説いています。(内容割愛)

●B、I になるための指針

  STEP1〜7までに分け、行動計画を記しています。(内容割愛)


以上、簡単ではありますが内容をご紹介させていただきました。

上にも書きましたが、前作をきちんと理解していれば、目新しい内容はありません。

最後に、著者の言うB、I への道のモデルケースを考えてみました。


【E → B、I への道】

■20歳〜40歳

会社勤務。営業や財務、ビジネスシステムについて学ぶ。

給料の20%程度を株式、不動産運用に回し、給与所得と投資所得が同じくらいに。総年収1000〜2000万円。

日々の生活は倹約に努め、40歳で資産が3億円突破。

■40歳〜45歳

今までに蓄えた資金を元手に起業。

会社員時代の経験を生かし、ビジネスは軌道に乗る。

45歳になったとき、自分がいなくても会社が回るような組織構築を実現。年収は3000万円以上。

■45歳〜

会社は自分がいなくても回るため、もっぱら時間を自由に使う。

一方で投資家としての修業を開始。

今までに養ったビジネスセンスを生かし、自分のやりたい事業、NPO等を実施。

社会に貢献する。



こんな感じでしょうか!?

なかなかそううまくいくものではないにせよ、ロバート・キヨサキ流はこんな感じなのでしょうなね。











posted by 虎坊主 at 15:31| Comment(21) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『10年先を読む長期投資』 ★★★☆☆

澤上ファンドを率いる、澤上氏の本を読みました。



彼の運用スタンスを知るために。




同書は残念ながら、完全な初心者向けのものでした。



ゆえに読み飛ばすところが多かったというのが正直な感想です。



ただ、同氏の長期投資に対するスタンスを垣間見ることはできたのは、よかった点です。



★は2つですが、初めて投資をする人にはいいのかもしれません。




気になったポイントを記します。




●澤上流の長期投資



→10年単位の視野で、大きな流れを読む。例えば10年後は高齢化社会がより進展しているので、



 介護用ロボットが伸びると考えられ、ゆえにロボット開発で先行していて、かつ応援したい企業を買う。



 買うタイミングは相場の暴落時や不況時。エコノミストの見通しなどは一切無視する。



 売るタイミングは相場過熱時。街に人が増えたり、若者の羽振りが良かったりする現象から過熱を感じとる。



 また、「経営者で投資する会社を決める」ということについては否定的。



 なぜなら、仮に社長に会えたとしても、数階の面談で資質を図ること自体が不可能だから。



 相場や景気の見通し同様、「わからないなら気にしない」というスタンス。



 ただし、残念ながら個別株の探し方は、「ダイナミズムを読め」としか言及なく、参考にならない。




他にも以下のようなことが記されていますが、個人的に役にたたなかったので内容は割愛します。



■投資しなければ将来が不安であること(第一章)




■長期投資と短期投資の違い(第二章)




■長期投資を投資信託で行う(第4章)





本当の初心者向けの本なので、目線が自分の求めているもと違うのはやむなしですが、



もう少し個別銘柄の選び方などについて言及してほしかったです。



この本の教えだと、



「将来需要が大きくなる産業に属する、応援したい企業を見つけ、安い時に買ってそのまま保有しなさい」



だけです。



確かに先は読めないし、長期投資なら1年後の景気見通しなど無視すべきだという指摘はうなずけますが、



肝心の投資銘柄選定ができなければ・・・



有力な産業の競争は激しくなるから、属している企業でも倒産する可能性もあるのでは・・・?!



初級の個人投資家が、これで投資銘柄を決めれるとは思いません・・・




いずれもうちょっと深いお話を機会があれば聞いてみたいです。











posted by 虎坊主 at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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